ペンキの持つ力
- 有限会社 美工舎塗装工業 広報担当
- 6月23日
- 読了時間: 4分

廃れた街がアートで蘇った「パレットタウン」
アメリカのフィラデルフィアに、昔はちょっと物騒で、寂れた場所があったそうですよ。犯罪も多くて、誰もが近寄りがたいと感じていたみたいですね。でも、あるアーティストたちがその街の建物の壁に、大きな絵を描き始めたら、みるみるうちに空気が変わっていったそうなんです。
最初はたった数枚の絵だったらしいんですが、その色鮮やかさと、心に響くメッセージが込められた絵は、そこに住む人たちの心をぐっと掴んで離さなかったんだとか。気づけば、街のあちこちに絵が広がっていって、しまいには住民の人たちも自分たちでペンキを持って、壁画を描き始めるようになったそうですよ。そうやって、その場所はいつの間にか「パレットタウン」って呼ばれる、まるで絵の具箱みたいなカラフルな街に生まれ変わったんだそうです。
この壁画アートは、ただ街をきれいにするだけじゃなかったんですね。住む人たちが「この街、好きだな」って思えるようになったし、たくさんの観光客も呼び込むきっかけになったらしいんです。おかげで犯罪も減って、新しいお店もできて、街に活気が戻ってきたそうですよ。たかがペンキ、されどペンキ。こんなにも人の心と街の未来を塗り替える力があるなんて、本当に驚きですよね。

薄暗い工場が明るい職場に
ある工場、昔ながらの建物だったせいで、全体的に薄暗くて、なんだか従業員の人たちも元気がないように見えたそうなんです。会社としても新しい機械を入れるにはお金がかかりすぎるから、どうしたものかと頭を抱えていたみたいですね。
そこで彼らがひらめいたのが、工場全体を明るい色のペンキで塗り直すことだったそうですよ。壁や天井は、清潔感のある真っ白とか、ほんのり水色っぽい色にして、機械の周りは、パッと目を引く黄色とかオレンジにして、どこに何があるか分かりやすくしたらしいんです。
ペンキを塗り終えた工場は、もうびっくりするくらい明るくて、開放的な空間に大変身したそうですよ。この変化が、そこで働く人たちの気持ちにすごくいい影響を与えたらしく、実際に仕事の効率も上がったって話らしいです。明るくなったおかげで、作業中に何かを見落とすことも減って、安全にも繋がったみたいですね。ペンキ一つで、働く場所も、働く人たちの気持ちも、ガラッと変えちゃったんですからすごい話ですよね。

暗闇を照らす「光る道路」
オランダで、夜になると車のライトに反応して光る、ちょっと特別なペンキを道路に塗った場所があるそうですよ。このペンキ、昼間のうちに太陽の光をたっぷり吸い込んで、夜になるとそれをぴかーって光らせる仕組みになっているんだとか。だから、道路の端っこや、標識が夜でもはっきり見えるらしいんです。
これって、ただ見た目が変わっただけじゃないんですよ。夜の運転って、やっぱり暗くて見えにくい時があるから危ないじゃないですか。でも、この光るペンキのおかげで、どこまでが道なのか、どこにカーブがあるのかがすごく分かりやすくなって、事故が減るのに役立ってるそうなんです。特に街灯が少ない場所とか、曲がりくねった道なんかでは、運転する人たちにとって本当に心強い味方になってくれてるみたいですね。ペンキの技術が、こんな風に私たちの生活を安全にしてくれるなんて、本当にすごい話ですよね。
お客様の期待を超える「美工舍品質」を目指して
私たち美工舍塗装工業も、これらの素晴らしい事例から多くを学ばせていただいています。単に建物を塗り替えるだけでなく、「ペンキの力で何ができるか」を常に考え、お客様に最適なご提案をすることに力を入れています。
例えば、秋田市の皆様の暮らしを彩る住宅塗装では、建物の美観を長く保つだけでなく、遮熱・断熱塗料で快適な室内環境をご提案したり、防カビ・防藻塗料で清潔さを維持したりと、お客様のライフスタイルに合わせたプラスαの価値を提供できるよう努めています。
お客様一人ひとりのご要望に真摯に向き合い、ペンキの持つ無限の可能性を追求してまいります。「美工舍に頼んで本当に良かった!」そう言っていただけるような、期待を超えるサービスを提供できるよう、社員一同、日々技術と知識を磨き続けていく所存です。