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【米が高い今だからこそ考えたい】米づくりと塗装職人、意外な共通点とは?


こんにちは、美工舎塗装工業の広報担当です。

最近、スーパーでお米売り場を見るたびに思うんです。「え? この値段、もうずっとこのままなの…?」


そう、2024年の夏ごろから米の価格はじわじわと上昇し始め、2025年に入ってからもその傾向は続いています。

天候不順や生産量の減少、輸送コストの影響などが重なり、家庭用のお米の値上がりが全国的に深刻な問題になりました。

その対策として、政府は今年に入り備蓄米の放出に踏み切りました。

一時的に市場に出回る量が増えたことで、「これで値段が少し落ち着くか?」という声もある一方、「それでも去年より高いまま」「放出が終わったらまた上がるのでは?」といった不安も根強く、今後の価格動向はまだ読めない状況です。

でもこの話、実は私たち塗装業とも、ちょっと似ているところがあるんですよ。


◆ おいしいお米も、美しい塗装も「下準備」が命

米農家さんが一番大切にしているのは、「田植え」よりも「土づくり」だと聞いたことがあります。雑草や病害の対策、地力を高める工夫…これが、おいしいお米を育てるための土台なんです。私たち塗装業も、まったく同じです。

塗る前に行う下地処理。これが仕上がりと耐久性を左右する、いわば塗装の「土台づくり」。ひび割れやサビを放置したまま塗ってしまえば、どんなに高性能な塗料を使っても意味がありません。見えないところこそ手を抜かない。そんな姿勢が、塗装の品質を決めるのです。


◆ 天気を読む力は、どちらにも必要

今年も各地で異常気象が話題になりましたね。

気温の乱高下、梅雨明けが読めない、秋に台風…。農業にとっては本当に厳しい年です。

でも実は、私たち塗装職人も天気とは常に真剣勝負。

湿度が高い日は塗料がうまく乾かないし、風が強ければ飛散のリスクが高まる。

ただ晴れていればOKというわけではなく、「塗れるかどうか」の判断には経験と読みが必要なんです。

まるで、稲刈りのタイミングを見極める農家さんのように。


◆ 「すぐできる」より「長くもつ」ものを

最近は「短期間・低価格」を売りにする塗装業者も増えています。

もちろん、予算の都合もあるでしょうし、急ぎの案件もあります。

でも、安さや早さを優先しすぎると、3年や5年で塗装が剥がれてしまうことも。

丁寧に下地処理をして、適した塗料を選び、適切な気候条件で作業する。

そうすることで10年、15年先まで家を守れる塗装ができるのです。

これって、お米にも似ていますよね。

時間と手間をかけて作った新米は、香りも甘みも段違い。

すぐには手に入らないけれど、その価値はちゃんと伝わってくる。


◆ 人の暮らしを支える仕事

備蓄米の放出というニュースは、「お米は暮らしの根幹を支えるものだ」と改めて感じさせてくれました。

そして、私たち塗装の仕事も、家という“暮らしの器”を守る大切な役割を担っています。

どちらも、普段は目立たないかもしれません。

でも、どちらも「人の生活を根っこから支えている仕事」だと、私は思っています。


◆ 職人の仕事は“目に見えないところ”にこそ宿る

お米の値段が高いと感じたとき、その背景にはたくさんの手間と努力があります。塗装もまた、仕上がりだけでなく、見えない部分に職人のこだわりと技術が詰まっています。

「なんでこんなに高いの?」と感じたときこそ、「それだけ価値のあるものが詰まっているのかも」と考えてみていただけるとうれしいです。


◆ 「お家の塗装、そろそろかな?」と思ったら

有限会社美工舎塗装工業では、丁寧な下地処理と長持ちする塗装をお約束します。

ご相談・お見積りは無料(Tel.018-816-0145)ですので、お気軽にどうぞ!

 
 
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