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屋根・外壁塗装業者的「2026年に向けた日本経済と物価動向」



秋田市の屋根・外壁塗装業者が感じる“いま”と“これから”


2025年後半から2026年にかけて、日本経済は大きな転換点に差し掛かっています。報道や経済レポートでは「実質GDPがプラス成長に転じた」「内需主導で成長が加速する見通し」といった明るい見出しが並ぶ一方、現場の感覚としては「景気が良くなった実感があるか?」と聞かれれば、首をかしげる方も多いのではないでしょうか。


私たちは秋田市で屋根・外壁塗装を生業にしていますが、住宅業界、とりわけリフォーム・メンテナンス分野は、景気・物価・政治の影響を非常に受けやすい業種です。今回は、最近の日本経済の動きや物価の見通し、そして2026年春に予定されている統一地方選挙までを踏まえつつ、「秋田市の屋根・外壁塗装業者の視点」で今後を考えてみたいと思います。



日本経済は“内需主導”で持ち直しつつある


2025年10〜12月期の実質GDPは、2四半期ぶりにプラス成長へ転じる見込みとされています。背景にあるのは、輸出の持ち直しに加え、個人消費と設備投資が底堅く推移している点です。


特に注目すべきなのは「内需主導」というキーワードです。外需頼みではなく、国内の消費や投資が経済を引っ張る構造に近づいているということは、地方の中小事業者にとっても悪くない話です。


実際、秋田市でも「すぐに工事をやるわけじゃないけど、話だけは聞きたい」「数年以内に外壁塗装を考えている」という相談は、以前より増えてきた印象があります。これは景気が急回復したというより、「先行きが見え始めたことで、住まいへの関心が戻りつつある」と言ったほうが近いかもしれません。


参照:四半期別GDP速報(内閣府 経済社会総合研究所)

四半期ごとの実質GDP速報値・速報公表予定が載ってる公式ページ



景気動向指数が示す“回復の兆し”と現場の温度差


内閣府が公表している景気動向指数を見ると、一致指数は2カ月連続で上昇、先行指数は6カ月連続で上昇と、統計上は明らかに持ち直しの兆しが出ています。


ただし、塗装業の現場感覚としては、製造業の生産動向や人手不足の影響を強く感じています。塗料メーカーや建材関連の業者からは、「一部製品の納期が不安定」「価格改定の可能性がある」といった話も珍しくありません。



秋田は全国的に見ても人手不足が深刻な地域です。職人の高齢化も進み、若手の確保が難しい。その結果、仕事があっても「受けきれない」「工期を長めにいただく」ケースが増えています。これは景気が悪いからではなく、供給制約という別の問題です。


参照:内閣府 景気動向指数(CI)ランディングページ

https://www5.cao.go.jp/keizai3/ shindobunki/ index.html(※内閣府「景気動向指数」公式)



物価は落ち着くが“安くなる”わけではない


足元の消費者物価(除く生鮮食品)は2%台半ば。米や食料品の価格高騰、そして賃金上昇の影響が続いています。2026年前半には、物価高対策の効果や一時的な要因の剥落で2%を下回ると予測されていますが、その後は基調的に2%程度へ戻る見通しです。


ここで大事なのは、「物価が下がる=元に戻る」ではないという点です。屋根・外壁塗装に使う塗料、足場、養生資材、人件費。これらは一度上がった水準から大きく下がることは、正直ほぼありません。


お客様から「物価が落ち着くなら、もう少し待てば安くなる?」と聞かれることもありますが、答えはケースバイケースです。むしろ、劣化が進んで補修範囲が広がる方が、結果的に高くつくことも多い。物価動向を見ることは大切ですが、建物の状態は待ってくれません。


参照:日本銀行「経済・物価見通し(アウトルック)」日銀が2025〜2026年度のCPI(生鮮食品除く消費者物価指数)見通しを出している

  • 2025年度は2.7%前後

  • 2026年度は約2.0%前後(2%近辺)と予測されている。つまり➡️ 「上昇率が2%付近まで落ち着く可能性はある」が「価格そのものが下がる(=前年比マイナス)」とは予想していない。この考え方が「安くなるわけではない」に繋がる指標となる。



消費者心理は回復基調、ただし“慎重”


消費者態度指数の「暮らし向きDI」は、4カ月連続で上昇しています。野菜価格の下落やガソリン価格の落ち着きが、いわゆる「インフレ疲れ」を和らげているようです。


この動きは、塗装業者にとってはプラス材料です。実際、「以前よりは相談しやすくなった」「見積もりを複数社で取る余裕が出てきた」という声を聞くことが増えました。


ただし、即決は少ない。多くの方が慎重です。だからこそ、屋根や外壁の状態を分かりやすく説明し、「なぜ今なのか」「今やらない場合のリスク」をきちんと伝えることが、これまで以上に重要になっています。




2026年春の統一地方選挙と住宅政策


2026年春には、統一地方選挙が予定されています。知事選、市長選、地方議員選挙などが行われ、争点は賃金、物価、人手不足、そして国際情勢の影響など多岐にわたります。


住宅関連で注目したいのは、物価高対策や地域経済活性化策の中に、リフォームや省エネ改修支援が含まれるかどうかです。過去にも、外壁塗装や断熱改修が対象となる補助金・助成金が実施された例があります。


選挙の結果次第では、自治体独自の支援策が出てくる可能性もあります。塗装業者としては、こうした情報をいち早くキャッチし、お客様に分かりやすく伝える役割も担っていきたいと考えています。


参照:選挙ドットコム – 2026年 選挙スケジュール

地方選挙・統一地方選・告示日・投票日など一覧https://go2senkyo.com/schedule 

参照:選挙ドットコム – 地方自治体選挙一覧

地方自治体(知事・市長・議員選挙)の情報https://go2senkyo.com/local 



秋田市の屋根・外壁塗装業者として思うこと


日本経済全体を見ると、2026年に向けて「緩やかな回復」がメインシナリオです。急成長でも急落でもなく、じわじわと変わっていく。その中で、住宅メンテナンスの重要性はむしろ高まっていくと感じています。


秋田は雪、凍害、寒暖差と、屋根・外壁にとって過酷な環境です。景気や物価、政治がどう動こうと、家は確実に年を取ります。だからこそ、「景気がいいからやる」「悪いからやらない」ではなく、「必要なタイミングで、無理のない形でやる」ことが大切です。


私たちは、経済の流れも踏まえつつ、地域の皆さまの暮らしにとって最適な提案を続けていきたいと思っています。

秋田市で塗装を検討されている方へ。美工舎塗装工業にご相談くださいませ。



有限会社 美工舎塗装工業 

連絡先 018-816-0145お問い合わせフォーム https://qr.paps.jp/Chgpd



 
 
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