【保存版】塗料のグレードで家の寿命とコストが変わる!
- 有限会社 美工舎塗装工業 広報担当
- 7月22日
- 読了時間: 6分

~秋田県で外壁塗装・屋根塗装を考えるなら知っておきたいポイントと助成金情報~
家は「建てたら終わり」ではありません。寒暖差が激しく、積雪や湿気の多い秋田県の住宅は、全国でもとくに外壁や屋根のメンテナンスが重要です。
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、気づかないうちに塗膜は劣化し、雨漏りや外壁のヒビ割れにつながることもあります。
しかし、いざ外壁塗装や屋根塗装をしようと思うと、「どんな塗料を選べばいいの?」「助成金は使えるの?」「長い目で見てお得なのは?」など、疑問がたくさん出てくるはずです。
この記事では、塗料のグレード(アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素)による耐久年数とコストの違いを詳しく解説し、秋田県や秋田市で使える助成金・補助金情報まで、わかりやすくまとめました。
10年後・20年後に後悔しないための外壁塗装選びの参考にしてください。
【1】外壁塗装・屋根塗装の基本知識
家の外壁や屋根は、常に「紫外線」「雨風」「積雪」にさらされています。
秋田は特に、・日本海側の厳しい気候・積雪による屋根・外壁の負担・凍害や湿気による劣化、これらの影響を受けやすい地域です。
外壁塗装や屋根塗装は「見た目をキレイにする」だけではなく、防水性能・耐久性を維持するための重要なメンテナンスなのです。
【放置するとどうなる?】
・塗膜が剥がれて外壁がむき出しになる・クラック(ひび割れ)が起き、そこから水が侵入・雨漏りやカビ、家の構造体が腐食する・最悪の場合、建て替えや大規模修繕が必要になる。だからこそ、定期的な塗り替えは「家の健康診断」とも言えるのです。

【2】塗料の種類とグレード比較
外壁や屋根の塗装で使われる塗料には「グレード」があります。それぞれの特徴と耐用年数を見ていきましょう。
● アクリル塗料
耐用年数:5~7年
初期費用が安い
紫外線に弱く、色あせやチョーキング(粉ふき)が早い
最近では使われるケースが減っている
向いている方:とにかく初期費用を抑えたい方
● ウレタン塗料
耐用年数:7~10年
柔らかく密着性が良い
アクリルよりは耐久性アップ
最近はシリコン塗料と価格差が少なくなり、選ばれる機会が減少中
向いている方:木部や鉄部の部分塗装に使われることが多い
● シリコン塗料(オススメ!)
耐用年数:10~15年
現在の主流塗料
耐候性・防汚性に優れる
コストと性能のバランスが良い
向いている方:一般住宅の外壁・屋根塗装で、長持ちさせたいが予算も気になる方
● フッ素塗料
耐用年数:15~20年
価格は高いが、耐久性はトップクラス
汚れにくく、紫外線にも強い
ビルや公共施設でも使われることが多い
向いている方:一度の塗装で長期間メンテナンスしたくない方

【3】長期的なコストシミュレーション
「安い塗料で何度も塗るか?」「高い塗料で長持ちさせるか?」
これは多くのお客様が悩むポイントです。
30坪(約100㎡)のお家を例に、30年間でどれだけコスト差が出るか見てみましょう。
【アクリル塗料】1回あたりの施工費:60万円・塗り替え周期:5年・30年で6回施工=360万円
【シリコン塗料】1回あたりの施工費:90万円・塗り替え周期:12年(平均)・30年で3回施工=270万円
【フッ素塗料】1回あたりの施工費:120万円・塗り替え周期:18年(平均)・30年で2回施工=240万円
短期的には安い塗料(アクリル)が魅力的に見えますが、30年スパンで見ると、フッ素やシリコンの方がコストは安くなります。
また、塗装工事は「塗料代」だけでなく、「足場代」「高圧洗浄」「養生」「下地処理」なども毎回かかるので、施工回数が少ない方が圧倒的にお得です。
【4】遮熱・断熱塗料でさらにお得に
最近人気があるのが、遮熱塗料・断熱塗料です。
【効果】
夏場の室内温度が2~5℃下がる
エアコン使用量が減り、年間1~3万円の電気代削減になるケースも
外壁・屋根の温度差が少なくなり、塗膜や外壁の寿命が延びる
秋田のような「冬寒く、夏は暑い」地域には非常に効果的です。
【5】秋田県・秋田市の助成金情報(2025年度版)
秋田では、リフォームや省エネ改修を対象とした補助制度が用意されています。
(※令和7年度=2025年度の情報)
【秋田県住宅リフォーム推進事業】
・子育て世帯・移住定住世帯→ 工事費の20~30%補助(上限60万円)
・断熱・省エネ改修→ 工事費の10%補助(上限8万円)
・対象:工事費50万円以上
【秋田市住宅リフォーム支援事業】
・通常リフォーム→ 一律5万円(中心市街地は10万円)
・災害復旧工事→ 工事費の10%(上限5万円)
・申請期間:令和7年4月1日~12月26日まで
【他の市町村の補助例】
男鹿市「移住者住宅取得等支援事業」→ 改修費用の1/2、上限50万円+子育て加算あり
鹿角市「安全安心住まいづくり事業」→ 工事費の20%、上限50万円
北秋田市・潟上市・大仙市・五城目町など→ 外壁塗装・屋根塗装も助成対象(工事費の5~20%)

【6】助成金利用の注意点
助成金を使う場合には、以下に注意してください。
必ず「工事前」に申請が必要申請前に着工してしまうと対象外になるケースが多いです。
税金滞納がないこと住民税などの滞納があると申請できません。
自治体指定の施工業者が必要な場合あり秋田市内登録業者での施工が条件になるケースもあります。
予算がなくなり次第終了することもある人気の助成金は早期終了することが多いので注意が必要です。
【7】外壁塗装でよくある質問
Q:塗装は何月がベスト?
秋田では、春(4~6月)や秋(9~11月)が人気ですが、冬以外は施工可能です。遮熱塗料は春前に施工すると夏に効果を発揮します。
Q:屋根塗装も一緒にやるべき?
足場代を考えると、外壁と屋根は同時施工が一番お得です。別々にすると足場費用が倍かかります。
Q:色はどう選ぶべき?
・汚れが目立たない色(グレー系、ベージュ系)が人気・遮熱効果は明るめの色が高い傾向・色見本やカラーシミュレーションで慎重に選びましょう
【8】塗料のグレード選びは、家の寿命とコストに直結!
【30年後の総費用イメージ】
アクリル塗料:360万円
シリコン塗料:270万円
フッ素塗料:240万円
「安く済ませたい」と短期目線で選ぶと、後々高くつくことも多いです。
さらに、遮熱・断熱塗料を選べば、電気代削減+助成金活用も可能になります。

【9】秋田で外壁塗装をお考えの方へ
「どの塗料が合うのか分からない」「助成金はどうやって申請するの?」「うちの場合いくらかかる?」
そんなお悩みは、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
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