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外壁塗装トラブルで裁判!?費用や勝率、注意点をわかりやすく解説


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外壁や屋根の塗装工事で、業者の対応に納得がいかず「もう裁判しかない…」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

実際、近年は外壁塗装やリフォームに関する相談が全国で年間1万件を超えるとも言われ、法的トラブルに発展するケースも決して珍しくありません。

この記事では、塗装工事にまつわる裁判の実情や注意点、どうすれば未然にトラブルを防げるのかなどを、わかりやすくお伝えします。


■ 裁判はあくまで“最終手段”

まずお伝えしておきたいのは、「裁判は最後の選択肢」であるということ。理由は主に以下の2つです:

・弁護士費用や時間的コストが大きく、回収できないこともある

・証拠が不十分な場合、勝てないことも少なくない

簡単に言えば、損をして終わる可能性もあるということです。


■ 実際にかかる費用感

外壁塗装の費用相場は、一般的な戸建てで約80万~160万円ほど。対して裁判となると、着手金や報酬、証拠収集費用などで合計50万円前後かかるケースもあります。

仮に全額返金となっても、費用を差し引けば戻ってくる金額は思ったほど多くはありません。



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■ 「勝てる」とは限らない現実

裁判で最も大事なのは「証拠」です。たとえば塗装後1年以内に剥がれが生じたとしても、それが施工不良によるものなのか、建物の構造的問題や気象条件などによるものなのか——明確に立証するのは意外と難しいのが実情です。

また、「確実に手抜き工事だった」と証明できる資料(写真・録音・契約書など)がなければ、勝訴は難しいと考えておくのが現実的です。


■ 勝ちやすいケースの例

とはいえ、明らかに業者側の落ち度がある場合は、勝てる可能性も十分あります。

たとえばこんなケース:


◎ 工事中の塗料が隣家に飛んで汚してしまったのに、業者が補償を拒否した


このように、養生不足など業者のミスによる損害が明確な場合には、損害賠償請求が認められる可能性が高くなります。

また、飛散した塗料の色・成分を第三者機関で調べて記録することで、裁判に有利な材料となります(成分分析はおよそ5〜10万円ほど)。


■ 負ける可能性が高いケース

以下のようなケースでは、訴えても不利になることがあります:

× 「サービスって言ってたのに、請求書に金額が書いてあった」

→ 口頭でのやりとりだけでは、証拠としては非常に弱く、契約書や明細が優先されるのが通常です。

× 「DIYで塗装したら、隣家に塗料が飛んでしまった」

→ 業者が関与していないため、法的責任は施主にあるとされてしまいます。


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■ トラブルを防ぐには

そもそも裁判にまで至らないよう、最初の契約と業者選びが重要です。

  • 工事内容や使用する塗料などを契約書に明記してもらう

  • 追加費用が発生しそうな部分は必ず書面で確認

  • 過去の実績が豊富で地域に根づいた業者を選ぶ

信頼できる業者であれば、仮に不具合が起きても真摯に対応してくれるはずです。


外壁塗装のトラブルは、誰にでも起こり得ることです。だからこそ、「万が一」に備えて正しい知識を持っておくことが大切です。

  • 裁判はお金も時間もかかるため慎重に

  • 証拠がなければ勝てないことも多い

  • トラブルを防ぐには“契約”と“業者選び”が命

気になる点があれば、まずは信頼できる専門業者に相談するのが安心です。トラブルを未然に防ぎ、納得できる塗装工事を実現しましょう。



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■ 安心・安全な外壁塗装・屋根塗装は美工舎にお任せください

弊社は創業70年以上にわたり、地域に根ざした塗装工事を手がけてまいりました。

年培ってきた確かな技術と経験を活かし、一軒一軒ていねいに施工いたします。

どうぞ安心しておまかせください。


有限会社 美工舎塗装工業 TEL.018-816-0145


 
 
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